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接骨院の経営に関していろいろ考えてみるブログ

元サラリーマンから脱サラして柔整師の資格を取得した脱サラ柔整師が接骨院の業界の分析を気ままに書いていくブログです。

有名コンサルの逮捕で「調査の手が自分に来るかも」という不安を抱える柔整師さんへ


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 4月にもなり、健康保険療養費の内容がより厳格化することが始まったので、この3月ちょっとこの業界をざわつかせた有名接骨院の経営者の逮捕で、

 

「え?あの人のセミナー受けたよ・・・。」

「コンサルとか、グループコンサルに参加しちゃったよ・・・。」

 

ということから、自分のところにも調査の手が???

 

 なんて不安を覚える柔整師の方が少なからずいる(わたしのまわりも、なぜか心配する人がいる)。治療院コンサルの誰かが書くだろうと思っていましたが誰も書かないので私が書くことにします。

 

今回の有名コンサルの逮捕でその指導先が調査されることはない

 「不安に思うこともない」から落ち着け

これがこの記事でいいたいことです。

 

 正確には、「逮捕されたコンサルが法的な責任者になっている業務を自院でしていない限り」あなたの接骨院が今回のことで調査されるいわれも可能性もないから安心しろ。です。

 

 よくニュース内容を読めば、「なぜ逮捕されるに至ったか?」想像がつきます。簡単に言えば、「無免許であるのに健康保険での施術をした接骨院の経営者が捕まった」が発端です。逮捕に至った事実はこの内容のみであり、このことだけ見れば、逮捕された院と異なる院の経営者である「件の先生」が捕まる理由ではありません。(この時点で異常であり、普通に接骨院経営していれば関係のないことであることが分かります。)

 

 では、「件の先生」は逮捕された理由は何か?正直、コンサルの立場が捕まるって相当なことです。普通は指導していても、明確な犯罪指導の証拠がでない限り捕まらないわけですよ。

 

 フランチャイズという不思議なキーワードが出てくることを考えると、その無免許施術者による保険利用の施術をしてしまった院の経営で責任のある場所に名前があったのだろうと考えられます。

(あえて想像するなら、接骨院として経営するための名義貸しくらいなものでしょうか?普通の接骨院経営者はこんなことしてませんし、分院展開する際に無資格者を使用する場合くらい危険なことはだれでも理解できます。)

 

 実際はどうあれ、この件で調査が他経営者の身に降りかかるとするならば、「同じ内容」でなければ、調査される証拠にならないのです。

 

 厚生労働省、警察も明確な証拠があるか、数多くの通報があった場合に動くということがないと調査自体もなかなか動かないものです。

 

 だから、あなたの接骨院経営の中に「件の先生」の名前が責任のある立場でない限り、調査されることはないと考えるのが普通なのです。

 

セミナーやグルコンに参加してたので調査されるというデマ

私は、なぜこんなデマのような内容にびくびくする必要があるのか?と思ったのですが、時折相談するHP業者の人にも同じことを言われました。

 

「なにか、後ろめたいことでもあるのではないですか(笑)」

と。

 普通に健康保険を請求している以上、自分の請求方法のすべてが全部患者さんの認識と一致しているか?ということに対しては、どこまで行っても100%ではないのです。

 

 私も100%と言いたいところですが、きっと100%ではないでしょう。きちんと2部位だと説明していたとしても、患者さんとしては1部位だと信じ切っている人もいるでしょうし、病院などでの薬をもらっているなどの報告をもらっていない事例もあるかもしれません。

 

 そういう意味では、ほぼ自費である私だって調査が入れば、わずかであれ指摘されるところは出てくると思うのです。

 だから、我々は終わったものを一から掘り返されると、どんなに違反していなくても不正と言われてしまえば、不正となりうる可能性はくすぶっている。

だから不正をしていなくても、重箱の隅をつつく調査は誰しもが警戒する。

 

 でも、それは2017年4月から厳しくなるともう一年近く前から言われ続けてきたことです。私だけでなく、皆さん対応してきたこと。で、びくびくしても仕方のないことなのです。

 

 多くの人は、今回の逮捕で自分のところに調査が入るという話は全く別のことなのを理解しないといけません。発端となる原因といえば「無免許での保険請求から詐欺としての逮捕」です。ちなみにこのこと自体は、接骨院経営者の方で、指南をしていたコンサル先生の問題ではないと思われます。

 

 たとえ調査が入るとするなら、内容も「無免許での保険請求から詐欺」の証拠から入ってくるわけです。そして、この問題だけであれば、多くの接骨院は心配する必要がない案件です。(無資格者に保険に携わる施術をさせていない限り!!)

 

 となるとなぜ、「件の先生」に学んだだけで調査対象になるという不安が広がったのだろう?

 

 これは、

matome.naver.jpこういったまとめなどで、ある一つの角度からみた一方的な情報に、100%大丈夫とは言い切れない柔道整復師の危うい立場の不安を揺さぶられて、真実かも?ヤバい??と思ってしまったからだと思われます。

 

 私たちもエキテンでよくやるように、院のいい口コミだけを集めて、お客さんにいい接骨院で人気だよと見せるのと同様に、情報はまとめる人の意識や考え方に引っ張られてしまうものです。

 

 だから今回のニュースは、冷静にみると、コンサルタント会社の内容には触れていないことがわかるし、もしも、逮捕の原因となった内容そのものをセミナーやグルコンで教えていたとしても、ふつうなら、院に取り入れる先生はいないと思われます。

 なら、そのコンサルの先生の指導内容は、逮捕原因になるものだったのでしょうか?わたしが知ってる限りは、真っ白ではないものの、黒だといえるものはなかったと考えます。これで、コンサルで学んでいたとしても何も後ろめたいことはないことになります。

 セミナーに1,2度出ただけの私が断言できる内容ではないですが、実質、黒で逮捕さえる内容は教わっていないのです。

 

 コンサルを受けたリストはあったとしても、教えた内容が違法であって、その内容を院内に取り入れたという確固たる証拠がないかぎりは、調査する根拠がないわけです。

 

 動いた場合は結果がないとすみませんでした、では済まない、それが行政なのです。

 この点でも、目を付けられる要因にはなっても、その件は証拠にも、逮捕に至る内容にもならないわけです。

 

むしろ過剰に反応し、びくびくすると患者さんに伝わる

 さて、私がこの記事を書いたのは、自分の周りの柔道整復師に妙な不安の声が聞こえてきたからなのだが、上に挙げたことを理由に、何も不安がる内容ではないと考えているわけです。

 

 むしろ、それでびくびくしている姿をみるほうが、「あんた?なんかやってるんじゃないの?」と思われる原因になるわけ。

 

 自分たちがすることは基本何も変わらない。健康保険に関しては、きちんと患者さんに間違いのないように伝え、伝えたことと同じ保険請求を確実におこなうこと。

 急性の判断と保険請求に該当するかのチェックをきちんとして、カルテを保存すること。これらは今更であり、4月だから云々以前の問題だ。

 だから何も変わらない。安心して自分の院だけを見ていればいいわけだ。

 

 あなたにとって大事なのは、過去も今も、目の前の客だからだ。従業員や患者が不安にさせないためにも、こんな情報に振り回されてはいけない。

 

柔整師として生きると決めた方は、

今回の有名コンサルであり、接骨院経営者の逮捕は、普通の柔整師には関係のないことだ。

 

不安にすら思う必要はない。

 

そして、そのコンサル先生の評価や指導内容の評価を云々いうのでなく、自分たちが何をすべきかに焦点を当てた方がいい。

 

今回は接骨院に、無資格者が居り、保険適応施術に関わる可能性があるのであれば、前もって間違いが起こらない体制をきちんと整える必要がある。

 

それだけが明確にわかる、「学べること」だ。