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接骨院の経営に関していろいろ考えてみるブログ

元サラリーマンから脱サラして柔整師の資格を取得した脱サラ柔整師が接骨院の業界の分析を気ままに書いていくブログです。

大分の有名整骨院の経営者、コンサル逮捕の件は、経営者やコンサルほど、逃げずにきちんと考える必要がある


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23日この記事を見て驚いた人もいると思います。

www.e-obs.com

地方ニュースは消えてしまうのでニュース系サイト↓

kyushu.nqnews.jp

開けてびっくりです。この業界であればだれもが知っている方の名前があるではないですか・・・

 

 しかも治療院コンサルをしている人が、指南役として逮捕されているという異常を察知した人がどれくらいいるでしょうか。

 

 この件、自分に関係ないからと目を背けるのでなく、経営者や教える立場でいる人ほどきちんと考え、自分と大事なお客、従業員を守るために考えを固めることを考えないとだめだと思います。

 特に従業員はこういうことがあると不安になります。さらにその不安は患者さんに伝わるものです。だから、考え経営者として、柔整師としてきちんとした考え方を従業員に伝えることをしなくてはだめです。

 

 

 むしろ、この件に触れない治療院専門コンサルがいるとすれば、それはそれでコンサルとしても、業界を専門に扱う人としても、覚悟が足りないのではないかと思うわけです。

 

 もちろん詳細が分かってからでないと書けないのはわかりますが、現場はそんな悠長なことはしていられないのです。

 異常を察知しての適格な情報発信は日ごろの方針が出るものです。各コンサルさん、自分のノウハウ売ることよりもこういうことの情報発信の方が大事だと私は思うのですが?

 

とこのニュースを見て、まず、逮捕された周りの関係を持ったことのあるコンサルがプロとしての動きが見えないことが気になるわけですが、、、、ネットの世界臭いものに蓋をしても漏れだすものです。

そのための対応をするコンサルがだんまりじゃ、いけないと思うところです。

 

とまぁ、不信感はさておき、経営者にとってはやはり気になるのは、逮捕内容です。

 

まず、気になった理由と時期について

 

さて、まず、勘の良い方であれば、「なぜ?この時期に?」と思うのではないでしょうか?

 

前々から2017年早々から、健康保険が厳しくなるぞ!と報告を受けていたはずです。

そのため、多くの院が「健康保険該当をきちんと説明し、部位数を正し、自費への移行を考える」という動きを取ってきたわけです。

 

つまり、無対策でない状態だったであろうということが一つ。

 

 

私の耳には今年に入って、厚生労働省が地味に動いているような話も入っています。

疑わしきは罰せずだった厚生労働省の動きが最近軽い気がします。

かといっても、9割近くは、呼び出し注意→指導+難癖のような額の追徴金くらいな程度で、疑わしきの重箱の隅をつつく程度の証拠しかないわけです。

 

むしろ、呼び出し指導に必要なレセプトなどの過去の提出資料の準備に労力を割かれるほうが痛い、きついと聞きます。

 

それぐらい証拠を遡って違法を追及するのは難しいわけです。

 

それだけに、なぜこの時期に?

どうして、逮捕まで行ったのだろうか???

という2つ目の不思議があるわけです。

 

逮捕される範囲も異例・・なのか???

 

 これまでは、あくまでも実行者である接骨院の施術者、責任者。

そしてその患者。くらいなわけです。

健康保険の不正請求の場合は多くは、患者さんにも負担がかかるケースが多いのですが今回は違いました。

 

 指南役として、この業界では有名な経営者でコンサルタントの名前が上がりました。

これだけ見ると、ちょっと異例?と感じるところです。

本人は否定されていますので真偽はまだわかりません。が、逮捕という状況から、よほど悪質or責任があったor書類上の責任者であったと判断されたのではないかと思われます。

ただし、これはあくまでも疑惑なのです。

 

 これが同業者の通報だけ、見せしめのために動いたならば、逮捕まで行かない。

 そんなものなのは、ベテランの柔整師の先生に聞けばわかることです。

 

 今回、なぜ他所の接骨院であるTT先生(イニシャルで表現させてください)が逮捕されたか?を予想するに、問題のあった接骨院の有資格が必須の部分をTT先生が補わないといけない状態であったのではないかと思われます。

 

 そうでないと無免許による保険診療による詐欺」の実務において、TT先生に火の粉が降るのはおかしなことなのです。

 

 と考えると「指南役」とあるが、実務に携わるべきポジションにいたということが今回の逮捕の真相なのではないか?と思うわけです。

 

 抜け道を探すことに長けていても、守るべきところは守らなければいけないのです。

 

 TT先生は、ブログを見る限り勝手にWEB上に落ちているジャニーズの写真を使うなど、法には無頓着な印象がしていたのですが、さすがに今回の件は柔整師である限り、違法の範囲の把握はできていたと思われますし、経営者として、治療院の状況を見れば、違法が行われる可能性は認識していたと思われます。

 

 銀行時代に学んだ経営学のコンサルの言葉を借りれば、どう頑張っても間違いや不正が起こらない仕組みをしなければ良い上司、指導者とは言えない。ということなので、そのあたり緩い部分で、問題となってしまったのでしょう。

 

 自分のところまで責任が及ばないと思っていたのか、真面目に無免許を知らなかったのか、

 逮捕の原因となった接骨院の経営者が「柔道整復師」であることを偽っていたという場合は、唯一、情状酌量の余地があるかもしれないというところでしょうが、自分が業界の経営者でもあるコンサルタントしては、少々お粗末な結果ではあるわけです。

 

 

治療院業界全体に、悪い流れがでないといいな が私の本音

 

  今回のケース。まともな経営をしている接骨院なら、完全に対岸の火事です。

 この逮捕のニュース記事は、それほど大きいものではなく、全国的なものでもないので、忘れ去られるでしょう。とはいえ、今回いわゆる指導していた立場の逮捕は少なからず余波が出てもおかしくない内容ではないでしょうか・・・?

 

 TT先生は、お金もあるし、経営者として接骨院でなくとも、整体、介護関係など、土地さえ変えれば食べてゆく糧も裁量はあるでしょう。だから、もし逮捕の上,起訴までいったとしても問題はないと思います。(不起訴になると思われますが・・・)

 

 しかし、ただでさえ接骨院と整体の垣根がなくなり、競争の激化が見られるこのご時世に、前の方を走っていた人が転ぶという現状は、柔道整復師接骨院というものの価値を下げることや、足を引っ張る人を増やす行為であると思うのです。

 

 いわゆるテクニックを用いて何とか稼ぎたいと考える人にとってはこの火事を利用する人も出てくるのではないでしょうか?その人たちが、足を引っ張り合うことで、地域の人に治療院自体が敬遠されることが起こらないとも言えません。むしろそちらの方が怖いわけです。

 

 

 また、真剣に経営しているものとしては、対岸の火事でありながらも目を背けたり、腫れものに触るように遠ざけるべき内容ではないと思います。真正面から見て考えて、自分の考えを見直すべき問題でないだろうか?と思うわけです。

 

 我々の仕事は、自分だけでなく、お客さん、従業員、そして健保を使えば、国、納税者にも影響を与えるし、受けているそんな仕事であることを認識すべきです。

 

 今回TT先生は、疑惑があっての逮捕となりましたが、今多くの治療家はそこに理解のない無責任なコンサルノウハウに振り回されもおかしくない状態にあると思います。

 

 指南役と書かれたことで、「コンサルにも責任がある」と勘違いする経営者もあるかもしれませんが、出来るコンサルは今回の件を利用すると思います。

例えば、「私にも責任があるから、嘘大げさななことは言いません。」などとね。

 

 

 今回も問題となった整骨院は、HP閉鎖、エキテンを屋号変更(整体院)しています。

 一つの大きなミスは、積み上げてきたものも白紙にします。エキテンなどは書いてもらった患者さんの声を再利用する形での屋号変更です。

 

「口コミ地域NO1」の接骨院が簡単に口コミをいいように使うさまを周囲の人に見せるわけです。地域での

 

店として、どこを向くべきか、考えるには良い機会でないでしょうか???

  

今後、接骨院が地域医療としてどう見られていくのかの一例となるかもしれない

 TT先生もコンサルとしてブログに「9割の院が不正請求を知らずにしてしまっている」という記述もあるように、いつ知らずのペナルティを受けるかもしれない立場にあると考えた場合。

 逮捕された本人にはとても申し訳ないことだけれど、身体を張った一つのケースとして、今後やこれからの対応は見ておくべきと思うわけです。

 

 生き残りが厳しい接骨院、柔整師の業界として注目すべきは、お店の周りの目であり、心証ではないかと思います。

 

  •  実際にどのような対応をしたのか?
  •  有名店がどのように支持をされ続けるのか?それとも、見放されるのか?
  •  実際にどのような対応をしたのか?
  •  見放されても、集客さえ何とかすればリカバリーできるのか?
  •  いままでの集客がどのように思われていたのかが、不満があふれ出しますが、それはどのようなものなのか?
  •  本当のファンはいるのか?支えてくれるのか?

 今回のケースでは、「接骨院経営者として」「コンサルなど事業者として」の2つの角度で見てゆけます。

 

 今後、問題となった接骨院がどうなってゆくか、実務に影響はないが、有名な代表が経営する接骨院、介護サービスがどうなってゆくかも、経営者としては、いろいろ興味深い内容ではないかとおもいます。

 反響や周囲の反応が厳しければ、名前を変える、移転、閉店、規模縮小の動き、それほど影響がなければ、経営者としての名前を消すくらいで、今まで通りの営業となると思われます。

 

 むしろ、現場から離れていれば、経営者として再起は問題がないケースとなれば、個人でなく居酒屋のような経営、フランチャイズ経営、これらはリスク分散も含めた良い接骨院経営のメリットが強調されることとなるわけで、

 アトラさんのようなコンビニのような接骨院・整体院が拡大し、評価され、異業種参入やコラボが可能な業界とみられて、資金力、競争力の激化を招く可能性も考えなくてはいけないのです。