接骨院の経営に関していろいろ考えてみるブログ

元サラリーマンから脱サラして柔整師の資格を取得した脱サラ柔整師が接骨院の業界の分析を気ままに書いていくブログです。

2015~2017接骨院・整骨院の自費治療集客の変化

2014年、自費で稼ぐ院が増えて、集客難に陥る

2010年ごろHPを持って、集客していた院は主に交通事故で稼いでいた。

同時に、自費メニューにてキャッチ―なコピーライティングをしていた

「もし、〇〇なら」などのキャッチコピーや治療の内容を載せていただけで人が集まる状態だった。

 

これが交通事故むち打ちを集めることができるというHP業者のコンサル登場で、みんながHPを持つようになって流れが大きく変わる。

 

状況の変化

・交通事故むち打ちの患者が反応が落ちる

コンサルの変化

・自費移行に切り替える

・口コミの証拠としてお客様の声を重視した集客でHPに治療内容が見えなくなる

状況の変化

・店の評判を悪く書かないエキテンの登場

・お客様の声で反応が取れなくなる

コンサルの変化

・エキテンの利用の推進

プリペイドカード・回数券の導入の強化

・初回割引の導入の強化

 

さて、時系列に言うとこんな感じです。

 

特に2014年~2015年に、明らかに交通事故の集客が曲がり角を迎えています。

自費の集客も反応する層があきらかに変わったのを覚えています。

 

2015年からの治療院集客の状態は、楽天での購入状態に酷似

2015年~ 異様なほどの口コミが接骨院業界に増えます。

これは、食べログの有名飲食店の50倍以上の書き込みがある治療院が10も20もある現状から、明らかにおかしいことが分かります。

 

コンサルは人気店の証拠、地域口コミNO1を顧客のお客様の声に役割を与えます。

 

しかし、すでに一般の人は口コミを疑っています。

 

そう、楽天も口コミを書いたら500円OFF、送料無料とある。これを本当の口コミと言えるだろうか?

 

接骨院や治療院のネット口コミがおかしい件は、患者さんが絶対に使わない言葉を発していることだ。

たとえば、「ハイボルテージがすごくて楽になりました。また通いたいと思います。」

ハイボルテージという言葉を言うだろうか?

医者は行きたくないのに「また通いたい」と思うだろうか?

 

そう口コミが、店が言いたいことばかりになっていて、患者が本当に思うことでない口コミばかりに偏り過ぎている。

楽天に似ているのは口コミだけではない。

 

楽天に求めるのはリピートではなくいかに安く望みのものが手に入るか

残念ながら、接骨院のウェブ集客の方向性は、こちらを向いてしまっている。

地域ナンバーワン、安さを強調して、とりあえず院に来させる。

 

反応さえすれば、あとは

治療プランという名の通院回数表示+プリペイド回数券で数回のリピートを確保する餌によって来た鳥を包囲する鳥かご作戦で3回~7回までは抱え込むことができる。

 

こういうからくりだ。

 

この治療を本当によかったと思う人は少ない。なぜか?クレジットカードの引き落としを見て、治ってからこんなにお金を使ったんだと思うからだ。

もちろん口コミ紹介も起こりにくい。

 

そう感じた患者さんは二度と接骨院に来なくなる。

 

今後、この集客をする接骨院が増えていくと・・・

口コミ写真も、お客さんの声も悪いものではない。

初回割引もサービス内容によってはいいだろう。

ただ、今の接骨院が行っているやり方は一個づつが薄い、浅い、安売りで、反応した患者さんのためになっていない。

 

コンサルが考えていないことを明確にここに書く

「あなたの地域の患者さんの人口には限りがある。」

 

いま、割引をしている院が増えているということは、患者さんを安いところがいい、地域ナンバーワンがこの程度だと、割引している院をはしごする客ばかりを育てることになる。

 

最近増えている表記

年間15000人以上が絶賛 延べ15万人以上の実績

これすごいだろうか?こんなに診ているなら技術がすごいなら、紹介とリピートで集客はしなくていいのに、なぜこんなことをアピールして集客しなくてはいけないのか???

 

簡単である年間15000人のうち平均5回通ったとすれば3000人だ。

 

つまり、患者を一人でなく、何回通っても一人とみている。常に新しい人を診ているという意識なのだ。患者の個人を見ていないから、こんな集客となるのではないだろうか。

 

今からやるべき集客は??

それでは、今後どういう院の集客をしなくてはいけないのか?

私は、患者さんの紹介をもらうことだと思う。

 

それも、不特定多数でなく、その人の家族や友人など、ごく近しい人を紹介してもらえる仕組みと院の魅力を伝えられることだと思う。

HPの内容も新規の人に向ける内容とリピートの人に向ける内容が同じであること。

そうでないと反応した人が二度と反応しないHPになるということをわかってないと思うのだ。

 

この記事でも少し触れている

juuseihyoron.hatenablog.com

 

もっと患者さんその人一人一人を、治療院経営者は見るべきだ。

 

 

接骨院、整体のお客さんの声の写真を証拠として扱うことが患者さんを大事に思っていない。

患者さんを大事に思う治療院が減っているように思います。

 

うちは東京と神奈川横浜の辺りに患者さんが多いVIP専門の接骨院なので、患者さんはほぼ、95%くらいは紹介になります。

 

店舗がある院経営とは違うのでこの紹介割合はほかの院には合わないので、どちらかというとFacebookページやLine@の方が相性がよいです。

ただし、VIPの方は個人アカウントでつながることを嫌がる人もいるため、FBメッセンジャーボットなどのつながりが分からない方法なども用意しています。

 

訪問という性質上、人とのつながりが大事で、連絡もらう→返すというやり取りが重要となるのですが、多くは体の痛みの相談から入ることが多いです。

 

とはいえ、紹介も相談も登録した人の7%行けばいいくらいです。

 

私の師匠の院の場合のLine@では相談とか来ないらしいので、2日に一回くらいは何かしら連絡の来る私の院のLine@はそれなりに活用していということになります。

 

 

さて、私が言いたいのは、それだけ密なやり取りをしている患者さんが多い当院の場合でも、口コミ紹介をしてくれる人は1割いないという現実です。

 

ただ、その1割いない紹介してくれる人は本当にいろいろ紹介してくれるのです。

その人の家族、会社の従業員、部下、社長仲間など、本当に良いと思ってくれているから紹介してくれるのです。

 

もちろんその人の顔をつぶさないためにこちらも必死です。

 

そもそも紹介の仕組みって連鎖するものだと思います。

AさんにBさんを紹介してもらう

 ↓

Bさんを満足させる(親身にできることをおこなう)

 ↓

 BさんがAさんにお礼をいう

 ↓

Aさんも喜ぶ

 ↓

さらに紹介してもらえる

というサイクルがきちんと回っていれば、私の経験上、Bさんにあたる人が30人に一人がAさんと同じように紹介してくれる人が現れるという流れで紹介者が増えるのがいわゆる口コミです。

 

私の場合、ロードサイドの店舗とかではないので、この方法が命綱なんですね。

逆にフラっと歩いていたら看板をみて・・・という偶然はほぼゼロなわけです。

 

実はこの方法、途切れたことがあります。

人を雇ったときです。

 

整形外科のPT経験ありの子を雇ったときに

BさんがAさんにお礼がなくなり、Aさんからの紹介がパタリとなくなりました。

 

後々しっかりとその子と話をして気付いたのですが、紹介してくれたから、何が何でもよくして帰ってもらうという気持ちが足りず、腕はいいのに、気持ちが乗っていなかったんですね。

 

その子は、結局うちの院を半年で去ることになりました。

 

さて、これを考えると最近の接骨院集客にきちんと口コミが連鎖する仕組みが備わっているでしょうか???

 

エキテン、HPでのお客さんと一緒に映る写真が反応が取れなくなってきている

さて、私の口コミ紹介の方法からすると、普通の院が行っている写真やお客様の声は残念ながら、患者さんを出汁にしているように思います。

 

流行っているよ!口コミすごいよ!その証拠にこんなにたくさん支持されてる声があるよ!

 

(でも、その患者さんは今は通ってくれてないよ。

家族を紹介してくれてないよ。)

 

こうなっていないだろうか???

 

HPやエキテンで以前は反応が取れていたのに、ということで、コンサルさんが出した手法は初回割引、回数券とプリペイドの仕組みがあれば、50%オフが一番効率が良いとのこと(これは単価と院の通院プランなどのプレゼンなどで効率は変わる)。

 

これが最近の主流だ。

 

 

実店舗の狙うターゲットは、安易な言葉や、作られた口コミに引っかかる人と考えるからこのような状態になってくる。

 

そして地域の人が一通り手口を知ったら、反応が少なくなる。という寸法だ。

口コミ紹介以外の方法を持たない私にしてみれば、口コミや紹介をもっと大事にしろと言いたい。

 

 

 

患者さんを大事に思え

柔道整復師として、技術やノウハウに興味があるのは、ある程度仕方がないことだと思いますが、患者さんを粗末にするな。

よく他院の見学とかに行くとそう思う。

 

おしゃべり別にいいと思う、

紙芝居で治療プランの説明も

サービスや自費の紹介もありでしょう

 

 ただし、それは根底に患者さんが興味を持ってもらえているか確認してますか?

目の前にいる患者さんを無視してませんか???

 

こういうところが最近の接骨院ではよくあると思う。

自費導入で価格は上がる、心のない施術説明が始まる、施術が終わる、次回の話

 

さて、これのどこに口コミをしてもらえる要素があるのか????

こんな治療院が増えれば、お客さんが愛想をつかす日も近いと思う。地元の人口には限りがある。多くの経営者はここを無視しているような気がする。

 

 

患者さんを思えばこそできることそれは、質問だと思う。

 

わたしと私のスタッフには説明をしたくなったり、

売り込みをしたくなったら、必ず患者さんに質問をして確認をするようにしています。

 

〇〇さんの症状だと、約2週間ほどは痛い状態が続くと思います。

〇〇さんの予定もあると思いますが、早期回復プランとゆっくり治すプラン必要でしたら、どちらか、もしくは両方のご説明してもいいですか?

 

といった感じです。

 

〇〇さんからのご紹介ですね。〇〇さんはどうおっしゃって紹介いただいたのですか?

そうですかそう聞いてお越しいただいたということは、早く治すことを期待されてますか?

 

など 患者さんの意思や気持ち、その時の望みを拾う形で院の仕組みを患者さんに合わせて提案するようにしています。

 

 

多くの院は、院の仕組みを患者さんに押し付けている。口コミの写真しかり、アンケートしかり、通院プランしかりだ。

 

私は、整体化した接骨院が初回値引きまでしだした現在の接骨院の最大の問題は、患者さんお客さんを心から大事に思っていない仕組みだと思う。

 

 

 

接骨院の「人材育成」を導入して、学んだこと

 一人親方から、雇う側に

 一昨年から人を雇いつつ、整体業をしているのですが「ある程度できるようになると辞める」ということを繰り返していました。

 

 結局、その間、一人で仕事しているときよりも売り上げは上がるものの、経費は倍になれど、売り上げは倍に満たない。指導に非常に手間がかかる。

結局一人の方が稼げるというジレンマがあったわけです。

 

 事実上、そのように、患者総数を上げられない接骨院は、単価を上げるしかないわけです。当院はその点、VIP出張専門の治療院であり、特殊な方が多いため単価に関しては、非常に高い整体院の価格で行わせていただいているため、一般的な治療院と比較はできないのですが、それでも、やはり売り上げを稼ぐという観点で見ると、患者総数を増やすことを考えなくてはいけなくなるんですね。

 

何度かの失敗から人材育成のノウハウを導入してみることに

 そんなこんなで、いわゆる最近多くなってきている整体型接骨院の人材育成のセミナーや院の方式を学び、当院の新人さんに使ってみたんですね。

 

 行ったことは・・・

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情報を商売としている人が、ほしい情報に触れない違和感

3月のごたごたは、治療院コンサルの意識が見られる一件かもしれない

 17年3月、いろいろな情報が耳に入ってきて、驚いた人も多いと思います。

 

 具体的には書きませんが、今回の件、あまりにも業界の人が「だんまり」を決め込んでいることに私自身イラっと来ています。

 とくにコンサルタントということで、治療院からお金をもらって情報を出している人たちがあまりにも保守的すぎる件です。自分の不利益になるかもしれない場面で大切なもののために動けないでどうするんですか???と言いたくなる。

 

 一番不安に思っているであろう接骨院の経営者に治療院コンサルは客観的な情報をだしているだろうか?

  お客さんが不安なときに、ちゃんとした対応をしただろうか?

 

3月の情報で戸惑った接骨院経営者は、是非、コンサルタントをその観点で見るべきだ。

 あなたの目の前のお客さんが来院して、何をしていいかわからずいたら、あなたはどう対応するだろう?

 

 まず、安心してもらうために考えうるだけの対応や情報を与えるでしょう。

 

 それが顧客のことを考えるということである。ただ、今回は間違った情報や勝手な情報もあるなか、冷静な情報を出したコンサルがあっただろうか???

中には今までと変わらず、院内物販、アップセル、自費のノウハウを出している治療院コンサルもいる。このコンサルはどこを見て情報発信しているのか??

 

 大地震が起こって、不安でしょうがない人に、こうやったら儲かるよ?と情報を出している人が、本当に必要な時に必要な知識やノウハウを伝える力があるといえるのかだろうか?

 こういうコンサルは、臨機応変がない、地域の違いに対応できない、客の感情についていけないなど応用力が根本的に足りない。

 

 だから、このニュースがあった3月24~4月1日までの1週間に、ブログメルマガなどの情報発信でこの内容に触れていない治療院コンサルには、その能力と自身の仕事の責任感に疑問符がつく。

 

 まだ、黙っているコンサルの方が、冷静的でもあると考えられ、人間的に冷たく業種への情熱は薄いが、ノウハウはあるのではないか?と思う。

 

 私がこの記事を書いたあとに、この内容に触れて書くコンサルが現れたとしたら、それはしっかりと内容を見てみるといい、きっとそのコンサル独自の視点で3月の情報の件の持論が書かれていることだろう。

 件の詳細が明確にわかってから書く人も、「起訴・不起訴」がわかってから書く人もいるだろうが、どんな内容であったとしても逃げない覚悟はやはり買うべきだと思う。

 

 きっと3月業界を騒がせた逮捕の件には、いろいろな見方があると思うが、今回一つ大きな変化があり、治療院の多くの経営者に共通する不安が広がったのは事実だ。

 

 業界に携わる人ならば、私見であっても、わからないことであっても、自身の顧客とその利益、プライドを守るために行動はすべきだ。と思うからこのような記事を書いたわけだ。

 

 とここまで辛辣なことを書いておいてなんだが、一般的に目に見えないだけで、クローズドなコンサルグループではどう対応しろというきちんとした指示がでているコンサルがあることを信じている。

 

 もし、そうでなければ、これを読んでいるあなたは、コンサルから学ぶことがないと判断した時点で切るべき指標となるかもしれない。

 

 

 

 

有名コンサルの逮捕で「調査の手が自分に来るかも」という不安を抱える柔整師さんへ

 4月にもなり、健康保険療養費の内容がより厳格化することが始まったので、この3月ちょっとこの業界をざわつかせた有名接骨院の経営者の逮捕で、

 

「え?あの人のセミナー受けたよ・・・。」

「コンサルとか、グループコンサルに参加しちゃったよ・・・。」

 

ということから、自分のところにも調査の手が???

 

 なんて不安を覚える柔整師の方が少なからずいる(わたしのまわりも、なぜか心配する人がいる)。治療院コンサルの誰かが書くだろうと思っていましたが誰も書かないので私が書くことにします。

 

今回の有名コンサルの逮捕でその指導先が調査されることはない

 「不安に思うこともない」から落ち着け

これがこの記事でいいたいことです。

 

 正確には、「逮捕されたコンサルが法的な責任者になっている業務を自院でしていない限り」あなたの接骨院が今回のことで調査されるいわれも可能性もないから安心しろ。です。

 

 よくニュース内容を読めば、「なぜ逮捕されるに至ったか?」想像がつきます。簡単に言えば、「無免許であるのに健康保険での施術をした接骨院の経営者が捕まった」が発端です。逮捕に至った事実はこの内容のみであり、このことだけ見れば、逮捕された院と異なる院の経営者である「件の先生」が捕まる理由ではありません。(この時点で異常であり、普通に接骨院経営していれば関係のないことであることが分かります。)

 

 では、「件の先生」は逮捕された理由は何か?正直、コンサルの立場が捕まるって相当なことです。普通は指導していても、明確な犯罪指導の証拠がでない限り捕まらないわけですよ。

 

 フランチャイズという不思議なキーワードが出てくることを考えると、その無免許施術者による保険利用の施術をしてしまった院の経営で責任のある場所に名前があったのだろうと考えられます。

(あえて想像するなら、接骨院として経営するための名義貸しくらいなものでしょうか?普通の接骨院経営者はこんなことしてませんし、分院展開する際に無資格者を使用する場合くらい危険なことはだれでも理解できます。)

 

 実際はどうあれ、この件で調査が他経営者の身に降りかかるとするならば、「同じ内容」でなければ、調査される証拠にならないのです。

 

 厚生労働省、警察も明確な証拠があるか、数多くの通報があった場合に動くということがないと調査自体もなかなか動かないものです。

 

 だから、あなたの接骨院経営の中に「件の先生」の名前が責任のある立場でない限り、調査されることはないと考えるのが普通なのです。

 

セミナーやグルコンに参加してたので調査されるというデマ

私は、なぜこんなデマのような内容にびくびくする必要があるのか?と思ったのですが、時折相談するHP業者の人にも同じことを言われました。

 

「なにか、後ろめたいことでもあるのではないですか(笑)」

と。

 普通に健康保険を請求している以上、自分の請求方法のすべてが全部患者さんの認識と一致しているか?ということに対しては、どこまで行っても100%ではないのです。

 

 私も100%と言いたいところですが、きっと100%ではないでしょう。きちんと2部位だと説明していたとしても、患者さんとしては1部位だと信じ切っている人もいるでしょうし、病院などでの薬をもらっているなどの報告をもらっていない事例もあるかもしれません。

 

 そういう意味では、ほぼ自費である私だって調査が入れば、わずかであれ指摘されるところは出てくると思うのです。

 だから、我々は終わったものを一から掘り返されると、どんなに違反していなくても不正と言われてしまえば、不正となりうる可能性はくすぶっている。

だから不正をしていなくても、重箱の隅をつつく調査は誰しもが警戒する。

 

 でも、それは2017年4月から厳しくなるともう一年近く前から言われ続けてきたことです。私だけでなく、皆さん対応してきたこと。で、びくびくしても仕方のないことなのです。

 

 多くの人は、今回の逮捕で自分のところに調査が入るという話は全く別のことなのを理解しないといけません。発端となる原因といえば「無免許での保険請求から詐欺としての逮捕」です。ちなみにこのこと自体は、接骨院経営者の方で、指南をしていたコンサル先生の問題ではないと思われます。

 

 たとえ調査が入るとするなら、内容も「無免許での保険請求から詐欺」の証拠から入ってくるわけです。そして、この問題だけであれば、多くの接骨院は心配する必要がない案件です。(無資格者に保険に携わる施術をさせていない限り!!)

 

 となるとなぜ、「件の先生」に学んだだけで調査対象になるという不安が広がったのだろう?

 

 これは、

matome.naver.jpこういったまとめなどで、ある一つの角度からみた一方的な情報に、100%大丈夫とは言い切れない柔道整復師の危うい立場の不安を揺さぶられて、真実かも?ヤバい??と思ってしまったからだと思われます。

 

 私たちもエキテンでよくやるように、院のいい口コミだけを集めて、お客さんにいい接骨院で人気だよと見せるのと同様に、情報はまとめる人の意識や考え方に引っ張られてしまうものです。

 

 だから今回のニュースは、冷静にみると、コンサルタント会社の内容には触れていないことがわかるし、もしも、逮捕の原因となった内容そのものをセミナーやグルコンで教えていたとしても、ふつうなら、院に取り入れる先生はいないと思われます。

 なら、そのコンサルの先生の指導内容は、逮捕原因になるものだったのでしょうか?わたしが知ってる限りは、真っ白ではないものの、黒だといえるものはなかったと考えます。これで、コンサルで学んでいたとしても何も後ろめたいことはないことになります。

 セミナーに1,2度出ただけの私が断言できる内容ではないですが、実質、黒で逮捕さえる内容は教わっていないのです。

 

 コンサルを受けたリストはあったとしても、教えた内容が違法であって、その内容を院内に取り入れたという確固たる証拠がないかぎりは、調査する根拠がないわけです。

 

 動いた場合は結果がないとすみませんでした、では済まない、それが行政なのです。

 この点でも、目を付けられる要因にはなっても、その件は証拠にも、逮捕に至る内容にもならないわけです。

 

むしろ過剰に反応し、びくびくすると患者さんに伝わる

 さて、私がこの記事を書いたのは、自分の周りの柔道整復師に妙な不安の声が聞こえてきたからなのだが、上に挙げたことを理由に、何も不安がる内容ではないと考えているわけです。

 

 むしろ、それでびくびくしている姿をみるほうが、「あんた?なんかやってるんじゃないの?」と思われる原因になるわけ。

 

 自分たちがすることは基本何も変わらない。健康保険に関しては、きちんと患者さんに間違いのないように伝え、伝えたことと同じ保険請求を確実におこなうこと。

 急性の判断と保険請求に該当するかのチェックをきちんとして、カルテを保存すること。これらは今更であり、4月だから云々以前の問題だ。

 だから何も変わらない。安心して自分の院だけを見ていればいいわけだ。

 

 あなたにとって大事なのは、過去も今も、目の前の客だからだ。従業員や患者が不安にさせないためにも、こんな情報に振り回されてはいけない。

 

柔整師として生きると決めた方は、

今回の有名コンサルであり、接骨院経営者の逮捕は、普通の柔整師には関係のないことだ。

 

不安にすら思う必要はない。

 

そして、そのコンサル先生の評価や指導内容の評価を云々いうのでなく、自分たちが何をすべきかに焦点を当てた方がいい。

 

今回は接骨院に、無資格者が居り、保険適応施術に関わる可能性があるのであれば、前もって間違いが起こらない体制をきちんと整える必要がある。

 

それだけが明確にわかる、「学べること」だ。

大分の有名整骨院の経営者、コンサル逮捕の件は、経営者やコンサルほど、逃げずにきちんと考える必要がある

23日この記事を見て驚いた人もいると思います。

www.e-obs.com

地方ニュースは消えてしまうのでニュース系サイト↓

kyushu.nqnews.jp

開けてびっくりです。この業界であればだれもが知っている方の名前があるではないですか・・・

 

 しかも治療院コンサルをしている人が、指南役として逮捕されているという異常を察知した人がどれくらいいるでしょうか。

 

 この件、自分に関係ないからと目を背けるのでなく、経営者や教える立場でいる人ほどきちんと考え、自分と大事なお客、従業員を守るために考えを固めることを考えないとだめだと思います。

 特に従業員はこういうことがあると不安になります。さらにその不安は患者さんに伝わるものです。だから、考え経営者として、柔整師としてきちんとした考え方を従業員に伝えることをしなくてはだめです。

 

 

 むしろ、この件に触れない治療院専門コンサルがいるとすれば、それはそれでコンサルとしても、業界を専門に扱う人としても、覚悟が足りないのではないかと思うわけです。

 

 もちろん詳細が分かってからでないと書けないのはわかりますが、現場はそんな悠長なことはしていられないのです。

 異常を察知しての適格な情報発信は日ごろの方針が出るものです。各コンサルさん、自分のノウハウ売ることよりもこういうことの情報発信の方が大事だと私は思うのですが?

 

とこのニュースを見て、まず、逮捕された周りの関係を持ったことのあるコンサルがプロとしての動きが見えないことが気になるわけですが、、、、ネットの世界臭いものに蓋をしても漏れだすものです。

そのための対応をするコンサルがだんまりじゃ、いけないと思うところです。

 

とまぁ、不信感はさておき、経営者にとってはやはり気になるのは、逮捕内容です。

 

まず、気になった理由と時期について

 

さて、まず、勘の良い方であれば、「なぜ?この時期に?」と思うのではないでしょうか?

 

前々から2017年早々から、健康保険が厳しくなるぞ!と報告を受けていたはずです。

そのため、多くの院が「健康保険該当をきちんと説明し、部位数を正し、自費への移行を考える」という動きを取ってきたわけです。

 

つまり、無対策でない状態だったであろうということが一つ。

 

 

私の耳には今年に入って、厚生労働省が地味に動いているような話も入っています。

疑わしきは罰せずだった厚生労働省の動きが最近軽い気がします。

かといっても、9割近くは、呼び出し注意→指導+難癖のような額の追徴金くらいな程度で、疑わしきの重箱の隅をつつく程度の証拠しかないわけです。

 

むしろ、呼び出し指導に必要なレセプトなどの過去の提出資料の準備に労力を割かれるほうが痛い、きついと聞きます。

 

それぐらい証拠を遡って違法を追及するのは難しいわけです。

 

それだけに、なぜこの時期に?

どうして、逮捕まで行ったのだろうか???

という2つ目の不思議があるわけです。

 

逮捕される範囲も異例・・なのか???

 

 これまでは、あくまでも実行者である接骨院の施術者、責任者。

そしてその患者。くらいなわけです。

健康保険の不正請求の場合は多くは、患者さんにも負担がかかるケースが多いのですが今回は違いました。

 

 指南役として、この業界では有名な経営者でコンサルタントの名前が上がりました。

これだけ見ると、ちょっと異例?と感じるところです。

本人は否定されていますので真偽はまだわかりません。が、逮捕という状況から、よほど悪質or責任があったor書類上の責任者であったと判断されたのではないかと思われます。

ただし、これはあくまでも疑惑なのです。

 

 これが同業者の通報だけ、見せしめのために動いたならば、逮捕まで行かない。

 そんなものなのは、ベテランの柔整師の先生に聞けばわかることです。

 

 今回、なぜ他所の接骨院であるTT先生(イニシャルで表現させてください)が逮捕されたか?を予想するに、問題のあった接骨院の有資格が必須の部分をTT先生が補わないといけない状態であったのではないかと思われます。

 

 そうでないと無免許による保険診療による詐欺」の実務において、TT先生に火の粉が降るのはおかしなことなのです。

 

 と考えると「指南役」とあるが、実務に携わるべきポジションにいたということが今回の逮捕の真相なのではないか?と思うわけです。

 

 抜け道を探すことに長けていても、守るべきところは守らなければいけないのです。

 

 TT先生は、ブログを見る限り勝手にWEB上に落ちているジャニーズの写真を使うなど、法には無頓着な印象がしていたのですが、さすがに今回の件は柔整師である限り、違法の範囲の把握はできていたと思われますし、経営者として、治療院の状況を見れば、違法が行われる可能性は認識していたと思われます。

 

 銀行時代に学んだ経営学のコンサルの言葉を借りれば、どう頑張っても間違いや不正が起こらない仕組みをしなければ良い上司、指導者とは言えない。ということなので、そのあたり緩い部分で、問題となってしまったのでしょう。

 

 自分のところまで責任が及ばないと思っていたのか、真面目に無免許を知らなかったのか、

 逮捕の原因となった接骨院の経営者が「柔道整復師」であることを偽っていたという場合は、唯一、情状酌量の余地があるかもしれないというところでしょうが、自分が業界の経営者でもあるコンサルタントしては、少々お粗末な結果ではあるわけです。

 

 

治療院業界全体に、悪い流れがでないといいな が私の本音

 

  今回のケース。まともな経営をしている接骨院なら、完全に対岸の火事です。

 この逮捕のニュース記事は、それほど大きいものではなく、全国的なものでもないので、忘れ去られるでしょう。とはいえ、今回いわゆる指導していた立場の逮捕は少なからず余波が出てもおかしくない内容ではないでしょうか・・・?

 

 TT先生は、お金もあるし、経営者として接骨院でなくとも、整体、介護関係など、土地さえ変えれば食べてゆく糧も裁量はあるでしょう。だから、もし逮捕の上,起訴までいったとしても問題はないと思います。(不起訴になると思われますが・・・)

 

 しかし、ただでさえ接骨院と整体の垣根がなくなり、競争の激化が見られるこのご時世に、前の方を走っていた人が転ぶという現状は、柔道整復師接骨院というものの価値を下げることや、足を引っ張る人を増やす行為であると思うのです。

 

 いわゆるテクニックを用いて何とか稼ぎたいと考える人にとってはこの火事を利用する人も出てくるのではないでしょうか?その人たちが、足を引っ張り合うことで、地域の人に治療院自体が敬遠されることが起こらないとも言えません。むしろそちらの方が怖いわけです。

 

 

 また、真剣に経営しているものとしては、対岸の火事でありながらも目を背けたり、腫れものに触るように遠ざけるべき内容ではないと思います。真正面から見て考えて、自分の考えを見直すべき問題でないだろうか?と思うわけです。

 

 我々の仕事は、自分だけでなく、お客さん、従業員、そして健保を使えば、国、納税者にも影響を与えるし、受けているそんな仕事であることを認識すべきです。

 

 今回TT先生は、疑惑があっての逮捕となりましたが、今多くの治療家はそこに理解のない無責任なコンサルノウハウに振り回されもおかしくない状態にあると思います。

 

 指南役と書かれたことで、「コンサルにも責任がある」と勘違いする経営者もあるかもしれませんが、出来るコンサルは今回の件を利用すると思います。

例えば、「私にも責任があるから、嘘大げさななことは言いません。」などとね。

 

 

 今回も問題となった整骨院は、HP閉鎖、エキテンを屋号変更(整体院)しています。

 一つの大きなミスは、積み上げてきたものも白紙にします。エキテンなどは書いてもらった患者さんの声を再利用する形での屋号変更です。

 

「口コミ地域NO1」の接骨院が簡単に口コミをいいように使うさまを周囲の人に見せるわけです。地域での

 

店として、どこを向くべきか、考えるには良い機会でないでしょうか???

  

今後、接骨院が地域医療としてどう見られていくのかの一例となるかもしれない

 TT先生もコンサルとしてブログに「9割の院が不正請求を知らずにしてしまっている」という記述もあるように、いつ知らずのペナルティを受けるかもしれない立場にあると考えた場合。

 逮捕された本人にはとても申し訳ないことだけれど、身体を張った一つのケースとして、今後やこれからの対応は見ておくべきと思うわけです。

 

 生き残りが厳しい接骨院、柔整師の業界として注目すべきは、お店の周りの目であり、心証ではないかと思います。

 

  •  実際にどのような対応をしたのか?
  •  有名店がどのように支持をされ続けるのか?それとも、見放されるのか?
  •  実際にどのような対応をしたのか?
  •  見放されても、集客さえ何とかすればリカバリーできるのか?
  •  いままでの集客がどのように思われていたのかが、不満があふれ出しますが、それはどのようなものなのか?
  •  本当のファンはいるのか?支えてくれるのか?

 今回のケースでは、「接骨院経営者として」「コンサルなど事業者として」の2つの角度で見てゆけます。

 

 今後、問題となった接骨院がどうなってゆくか、実務に影響はないが、有名な代表が経営する接骨院、介護サービスがどうなってゆくかも、経営者としては、いろいろ興味深い内容ではないかとおもいます。

 反響や周囲の反応が厳しければ、名前を変える、移転、閉店、規模縮小の動き、それほど影響がなければ、経営者としての名前を消すくらいで、今まで通りの営業となると思われます。

 

 むしろ、現場から離れていれば、経営者として再起は問題がないケースとなれば、個人でなく居酒屋のような経営、フランチャイズ経営、これらはリスク分散も含めた良い接骨院経営のメリットが強調されることとなるわけで、

 アトラさんのようなコンビニのような接骨院・整体院が拡大し、評価され、異業種参入やコラボが可能な業界とみられて、資金力、競争力の激化を招く可能性も考えなくてはいけないのです。

口コミサイトやポータルサイトが力を持つことで、接骨院業界の集患はさらに難しくなる。

私は、昨年、とあるHP業者の方とお話しする中で、

「エキテン」など口コミサイトの釣り堀を育てるな。

という趣旨の話に、すごく首を縦に振って、一晩中その人と酒を飲んだ。

 

わたしも、その話を聞いてから、エキテンの口コミサイトを見るようになったが、接骨院整体の業界で、ありえないほどの口コミが並んでいたりする。

 

その地域で大勢の接骨院が口コミを頑張ることで、エキテンのサイト自体を強くして、自分のHPへの流入を少なくしている。

その人のいうことが面白かったのは、

 〇同じ口コミサイトという釣り堀で、優位に立つために、割引やクーポンなどを使わざるを得なくなる

            ↓

 〇単価を上げたいが、逆に下げる仕組みを強要される

 

結果、サービスの質ではなく、一時期できては消えていった激安マッサージ店との差別化ができなくなるという話だった。

 

確かに私もそう思う。

ちなみに私は、店舗持ちではないので、エキテンには載っていない。

が、訪問ということとすべてオフラインによる口コミのため、そのあたりは差別化できている。

 

つまり、ネットで調べてくる人の入り口を、口コミサイトという釣り堀が強くなることでHPが入り口の効果がなくなると、口コミサイトの掲げる勝手なルールが業界全体の単価、マーケティングの常識となってしまうという懸念がある。

 

実はこれ、美容室の業界ではすでに起こってしまっている現象だそうで、

ホットペーパービューティー依存症といういわゆる集客に関する中間マージンビジネスに力を持たせた結果どうなるかの話はそちらを勉強するのが良いと思われる。

 

問題は、エキテンなどをうまく使うと考えている人たちが、実は全体の市場を押し下げる結果を生み出してしまっているということだ。

 

使うなとは言わない。

でも、もしエキテンの釣り堀の崩壊や年末の健康記事問題のように、問題視されたら?

値段を爆上げされたら?

状況が変わったときに、大きくなり過ぎたエキテンや口コミサイト以外の方法を、個人のHPでは太刀打ちできないレベルに育てたことを後悔する時がくるかもしれない。